菊芋を食べると中性脂肪が減るってホント?!

菊芋と血糖値の改善や糖尿病予防はよく知られています。

 

果たして中性脂肪の改善や低下という効果もあるのでしょうか。

 

 

菊芋の成分イヌリンがその働きをしているものだ!というのです。

 

中性脂肪の低下は研究結果によると、改善が見れたという報告がありました。

 

 

ただ、血糖値改善や糖尿病予防の際に、よく使われている説明があります。

 

しかし中性脂肪に対しても、有効かどうかは、具体的な記述はありませんでした。

 

 

つまり、

食事で摂ったイヌリンは、体内にほとんど吸収されず、腸のなかで水溶性の食物繊維として働きます。
このときイヌリンは、胃から腸へ移動する間に水分を吸収してゲル状になり
一緒に摂った食事中の糖やコレステロールとともに、脂肪も巻き込んで体外に排泄する役目もあります。

 

そこで、イヌリンの水分を吸収したゲル状を考えるために、脂肪について、調べてみました。

 

脂肪の吸収と消化

食べた料理にはいろいろな栄養素が含まれています。

 

炭水化物やタンパク質、そして脂肪などです。

 

 

それぞれ働き役割があるわけですが、消化吸収においてかかる時間がことなります。

 

脂っこい料理を食べると、腹持ちが良かったり、食べ過ぎたりすると胸焼けがするなどしますね。

 

 

これは、消化するのにかなりの負担がかかるわけです。

 

脂肪の場合、炭水化物やタンパク質などに比べると、消化の開始が遅く、また吸収にも時間がかかるんですね。

 

 

脂肪自体は、ほとんど中性脂肪という形で存在しており、科学的に安定しています。

 

それが、食べて体内に入り、十二指腸に来ると胆汁によって、乳化されます。

 

 

乳化とは本来混ざり合わない物質がある物質を加えることで混ざるようになることを指します。

 

簡単な例ではマヨネーズがあります。

 

 

マヨネーズは油と酢でできていますけど、本来混ざり合いませんよね。

 

しかし卵黄を加えることで油と酢は乳化し、混ざりあうようになるんです。

 

 

それと同じようなことに、中性脂肪に対しても、胆汁が作用するわけです。

 

この胆汁の作用による中性脂肪の乳化が、次の段階で分解そして吸収を可能にします。

 

分解

膵臓から消化酵素リパーゼが働きます
 ↓
中性脂肪
 ↓

分解:

  • モノグリセリド
  • 脂肪酸
  • グリセロール

 

吸収
グリセロール

水に溶けやすく、小腸上皮細胞から吸収されます。

モノグリセリドと脂肪酸

乳化によりミセルという親水性の非常に小さい分子になって腸管から吸収されます。

 

 

 

まだまだ脂肪、脂肪成分の体への取り込み、吸収は続くのですが、それで、食後だいたい3,4時間かかるわけです。

 

さて、ここでもし仮に、イヌリンを同時に脂肪と食べた場合を考えると、次のことが言えるかもしれませんね。

 

 

イヌリンは、水分を吸収してゲル化します。

イヌリン
出典:(http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~kakou/hiraoka.pdf)

 

しかし、イヌリン自体は、ほぼ吸収されることはなく排出されるわけです。

 

このゲル化により、分解された脂肪も一緒と考えます。

 

 

乳化した中性脂肪を含んだ水分を取り込み、一緒に体外へ排出するとも考えられます。

 

これは、イヌリンによる脂肪の体内への吸収の抑制となるのではないでしょうか。

 

 

ここまでの具体的な説明は、研究報告レベルでは、見つけられませんでした。

 

研究成果はいくつかあることがわかりました。

 

持続的イヌリン摂取が肝臓への脂肪蓄積の抑制効果(脂肪肝増悪化抑制作用)や、脂
肪化し肝機能が低下した患者で頻発する医薬品服用により惹起される重度肝障害発症防止効果につい
て検討し、下記の成果を得た。
(2) 持続的合成イヌリン摂取が高脂肪高糖質食摂餌ラットの血清脂肪レベルを低下し、体重増加抑制、
肝脂肪蓄積抑制効果を持つことを証明した(J Agric Food Chem, 2005, 53;1246-1253)。
(3) 肝脂肪蓄積抑制効果の作用機序が、持続的合成イヌリン摂取が血糖上昇に連携した遺伝子転写因子
SREBP1c の発現亢進を抑制することで脂肪合成酵素遺伝子の発現亢進が抑制され、肝臓における脂肪蓄
積を抑制することを明らかにした(J. Nutr., 投稿準備中)。
(4)高脂肪食・高糖質食の長期摂餌が肝ならびに腸管薬物代謝酵素/トランスポーターの発現レベルを
変動させることを動物実験で初めて見いだした(Drug. Met. Disp. 投稿準備中)。

 

また、実際に菊芋を食べて、中性脂肪値を改善された方の口コミもあります。

 

京都のOさん(65歳)

中性脂肪値123mg/dl(正常値35〜150)、血糖値233mg/dl(正常値70〜110)とういう最悪の状態でした。
いつかは大病すると不安の中で菊芋を知り、ワラをもすがる思いでエキスを飲み始めました。
最初の1〜2か月は変化が感じられませんでした。
3か月目自分で鏡を見るたびに顔色が良くなっている気がし、また体も軽くなっていくのが分かりました。
検査では中性脂肪値83、血糖値137まで下がっていました。

 

結論

菊芋を食べると、中性脂肪が減る、あるいは中性脂肪の体内への取り込みは抑制される。

 

これまでの研究結果からすると、その成果は見られている。

 

 

さらに、菊芋を実際に食べて、血糖値や中性脂肪値が下がった事例もある。

 

ただ、その詳細な説明は、イヌリンのゲル化によるものとははっきりしなかったものの、そう考えると、理解しやすいということだと思います。

 

 

いずれにせよ、菊芋を食べて中性脂肪値改善は期待できそうですから、毎日の食生活に取り入れたほうが良さそうです。

 

 

簡単に料理が楽しめて中性脂肪を下げたりできる菊芋パウダー・粉末もいいですよ!


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